そう言うとアデスの板に引っ張られる様にどんどん加速してく、早くて目を開けるのもやっとだ、、
アデスの後ろを見ながらやっと恐怖と言うものが込み上げてくる様だった。
「怖い?」
アデスが振り返って訊くので私は首を振る。
「名前なんて言うの?」
「私はナッティー」
アデスは聞くと嬉しそうに微笑んですてきな名前だって言った。
「俺のは本当はプレアデスって言うんだ。俺の一族の先祖から脈々と受け継いできた名前なんだ」
いつの間にかスピードが落ち着いている、ゆっくりと草原の丘を登りながら私たちは話した。
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