浅丘君も、同じだったの?
真剣にゴールを見つめる横顔はとても綺麗。
今日、一緒に帰りたいな…
最近ゆっくり話せてないから、話したい。
よし、あとで誘ってみよう!!
「帆華先輩!」
背後から明るい声がした。
そこにいたのは仮入部中の一年生の水谷君。
なかなか名前を覚えられないあたしでも名前がわかるのは、彼がずば抜けてバスケが上手だったから。
葉ちゃんの情報によればなんとあの青蘭学園からもスカウトが来てたのに、断ってここに来たとか!
青蘭学園っていうのは他県にあるスポーツ強豪校。
通うのは無理だから、全寮制。
かなり厳しい練習をしているらしい。
実は中学のとき、真兄にもスカウトが来てたんだけど、うちの事情、諸々で真兄は即断ってた。
あの時はまだりっちゃんも高校生だったし、優兄の受験もあったからね。
「俺のシュート、見てくださいよ!」
「なんであたしが?聡太にでも見てもらえば?」
真剣にゴールを見つめる横顔はとても綺麗。
今日、一緒に帰りたいな…
最近ゆっくり話せてないから、話したい。
よし、あとで誘ってみよう!!
「帆華先輩!」
背後から明るい声がした。
そこにいたのは仮入部中の一年生の水谷君。
なかなか名前を覚えられないあたしでも名前がわかるのは、彼がずば抜けてバスケが上手だったから。
葉ちゃんの情報によればなんとあの青蘭学園からもスカウトが来てたのに、断ってここに来たとか!
青蘭学園っていうのは他県にあるスポーツ強豪校。
通うのは無理だから、全寮制。
かなり厳しい練習をしているらしい。
実は中学のとき、真兄にもスカウトが来てたんだけど、うちの事情、諸々で真兄は即断ってた。
あの時はまだりっちゃんも高校生だったし、優兄の受験もあったからね。
「俺のシュート、見てくださいよ!」
「なんであたしが?聡太にでも見てもらえば?」