ほんとうにバスケ、好きなんだね。

「明日からも頼むな、マネージャー。」

うう…かっこいい！

その笑顔にやられちゃいます！



そして次の日。

「仮入部する一年生、よろしくな。」

ズラリと並んだみんなはまだ少し幼い感じがする。

といっても、みんなあたしよりだいぶ身長は高いけどね。

そんな中、一人だけ小柄な女の子。

「そーた！」

浅丘君に向かって可愛い笑顔で手をふるその子は昨日あった女の子。

「あれ、愛奈じゃない。春日台来たんだ。」

そっか、ほのちゃんとも同じ中学だもんね。

「ほの先輩、またよろしくお願いしますね！」

ほのちゃんによると愛奈ちゃんは中学でも男子バスケ部のマネージャーをしていたらしい。

ひと通り説明が終わると、みんなはランニングするために外に出ていった。

その間、あたしたちマネージャーはドリンクづくり。

だいぶ粉の量と水をちょうどいい加減に混ぜあわせれるようにはなったけど、まだなかなか難しい