相馬先輩は少し難しそうな顔をした後ふっと笑う。

「よし、ちょっと付き合って」

「へ?」


そう言って先輩に連れてこられたのは焼肉屋。

「何でも好きなもん食べていいよ。」

「いや、とてもそんな気分では…。」

「そう?まぁいいや。」


先輩はそう言ってお肉を注文。

大量に届くお肉を次々に頬張っていく先輩を眺める。

言い食べっぷりだな…。

「ん?食う?」

「いえ、大丈夫です。」


沈黙が続く中、先に沈黙を破ったのは先輩だった。


「あいつと付き合ってたんだな…。」

「まぁ、はい。」