「あかね、いつき先輩から聞いた?」
「あ、らい。おはよ。聞いたよー…卒業後を考えると気が重い」
次の日友人のらいが朝礼までの時間で話しかけてきた
彼女は私とは真逆の性格だが、1年生の頃から仲良くしてもらっている。
いつき先輩との仲を取り持ってくれた本人でもある。
「気が重いと言いながら表情変わらず、相変わらず冷静に話すねー」
茶髪ロングで毛先何センチかはゆるいパーマをかけていて、
目はくりくり二重で、ネイルはシンプルだけどいつもキレイにしていて、巨乳。
あどけない感じで、社交的。万人から好かれる明るい性格な彼女
はいはい。私は真逆で、貧乳ですよ。はいはい。
-キーンコーンカーンコーン---
なんて考えていたらチャイムが鳴った。
まぁ貧乳を悲しんだことなどない。見せる相手もいないし。
「朝礼始まるね!あかね!またお昼休みにでも話聞かせてね!」
と今日も元気いっぱいならいは自分の席についた。