「らいちゃん最近お気にいるの?」
次の日の昼休み約束通り3人で昼食を摂っていた。
「特別はいないかなーいつも通り2.3人と遊んでる感じーかなー。」
特定は作らないかなーと度々らいの恋の話で登場するワード。
「相変わらずらいちゃんらしいねー」
「流石に嵐きてからは、あかねの事ほっとけなかったけど。まぁ朱里とあかね相性良さそうだし、すぐ嵐落ち着くだろねー並んでる後ろ姿とかも良さげだったよ!」
第三者の目から言われると何だか照れる。
「二人して照れて、かっわいなあー」
と言われ、朱里くんも照れてる!?と思って朱里くんの方を見たらバッチリ目が合ってしまった。
朱里くん全く照れてないし…。
普通に涼しい顔してる…。
「あかねがこんなんなってるの私初めて見るよ!朱里、あかねの笑顔見た!?ほっっんとに破壊力やばいよ!」
「え、まだ見てなーい!らいちゃん写真ないの!?」
「ないないないない!直接拝むしかないの!」
「うわあ!すっげぇ見たいわー」
「ってからいちゃんって表情の観察眼凄いよね。」
「えっそーかなー?」
さっきらいに照れていると指摘された事を思い返してはまた照れている私を他所に会話が進んでいく2人。
「すみませーん!あかねさんとおとなりさんは付き合ってる感じですかー?」
その言葉に一瞬で照れが消え失せ、らいと朱里の会話も停止した。
言葉の方を見ると男子生徒が3人。