そのあと、スカートも脱がされ、凌さんも上半身裸になる。
凌さんはわたしの足を少し開かせると、「力を抜いて。」と言った。
わたしは小さく深呼吸をし、力を抜く努力をする。
そして凌さんは、ゆっくりとわたしの中に指を入れてきた。
初めての感覚と初めての痛みに、わたしはキツく目を閉じた。
「痛いか?」
わたしの反応を見て、そう訊いてくれる凌さん。
「、、、少し。」
「大丈夫、ゆっくりするから。」
凌さんはわたしにキスをすると、首筋や耳、鎖骨にも唇を這わせながら、ゆっくりと指を動かしていく。
「濡れてきたよ。」
そう耳元で囁かれ、気持ちが不思議な気持ちになってくる自分がいた。
それから凌さんは、わたしが持ってきた避妊具をつけると、両腕をわたしの足にかけ開かせると、「いいか?」と言った。
わたしはドキドキしながらも「、、、はい。」と返事をした。
「じゃあ、入れるぞ。」
その声と共にわたしの中に凌さんが入ってくるのを感じた。
さっきの指の時とは違い、わたしの中が凌さんで埋め尽くされていく。
わたしは自然と声が漏れた。