「そんなの駄目だよ!教育の機会は平等。折角うちに合格するくらい優秀な魔導師の卵がいるのに、学費が払えないせいで入学出来ないなんて、そんな可哀想なこと、私は見過ごせない」
「それは分かるけど…。…だからって、何でシルナが自腹切ってまで学費出してやるんだよ」
「だって。他に払う方法がないなら、私が払うしかないでしょ?」
そこで、自分が払うという選択肢が出てくるのが不思議で堪らないよ。
まぁ、そのお陰で、聖魔騎士団で優秀な魔導師として働いてる卒業生は大勢いるんだけどさ。
それにしたって…。学院長が学費払ってくれる学校って…。
呆れ果てて、何か言ってやろうと思うのだが。
シルナは至って真面目なつもりなので、こちらも何も言えない。
事実、学院長が金策に困ってる以外は、この学院は魔導師の養成学校として完璧なのだ。
「それは分かるけど…。…だからって、何でシルナが自腹切ってまで学費出してやるんだよ」
「だって。他に払う方法がないなら、私が払うしかないでしょ?」
そこで、自分が払うという選択肢が出てくるのが不思議で堪らないよ。
まぁ、そのお陰で、聖魔騎士団で優秀な魔導師として働いてる卒業生は大勢いるんだけどさ。
それにしたって…。学院長が学費払ってくれる学校って…。
呆れ果てて、何か言ってやろうと思うのだが。
シルナは至って真面目なつもりなので、こちらも何も言えない。
事実、学院長が金策に困ってる以外は、この学院は魔導師の養成学校として完璧なのだ。