…結局。

僕は、家と家族を捨てて、王都に行くことを選んだ。

悩みはしたけど、後悔はなかった。

やっと、僕を縛りつけていた両親の鎖から解放されたのだから。









「…ごめんね、エリュティア君」

イーニシュフェルト魔導学院に入学してすぐ、学院長は僕に向かって、そう言った。