─────…これで、『死火』を味方に引き入れることが出来た。

無闇君を騙したつもりはない。

ただ、実力を持つ魔導師は、全て自分の側に置いておきたいだけだ。

…味方は、多い方が良いに決まっているのだから。

「…私の悪い癖だな」



















END