「…とすると、残るのは…」

…全員の視線が、俺とルイーシュに向けられた。

まぁねー。そうなるよね。

「…よし、ルイーシュ頼んだ」

ワンチャンルイーシュ一人に押し付けられないかな、と思って、そう言ってみたのだが。

「仕方ないですねぇ。ではキュレムさん、一緒に頑張りましょうか」

駄目だった。

ですよねー。

「キュレムさん、ルイーシュさん…。宜しくお願いしますね」

シュニィもにっこり笑顔。

物凄いプレッシャーを感じるのは俺だけなのだろうか。

…仕方がない。頼まれたからには。

面倒ではあるが、今回の事件は俺とルイーシュで引き受けるしかなさそうだ。