兄とたわいもない会話していた時…
ピンポーン
ガチャ
「はーい」
「桜のお兄さん!桜貸してください!!」
兄ちゃんは、私をすぐさま『どーぞ』って渡した。
「ねっ!!兄ちゃん!!!!」
兄ちゃんはきっと私のために外に出してくれたんだと思う。
「ひ、ひ、久しぶり」
「もぉばか!!!心配したんだから(泣)」
「桃めっちゃ桜のこと心配してたんだよね」
淳の後ろから…一人の男子が現れた。
「あ、初めまして…僕の名前は内村 錬」
彼の名前は内村 錬隣席の頭のいい真面目な性格。
「錬くんどーしたの?」
「こいつ高一からお前に一目惚れだったみたいだよ」
「錬くんが桜のこと好きってこと分かってたけど…気づいてなかったの?」
深く頷いた。
「さぁ!!行くか!!遊園地にダブルデートしに!!」
「?!!!!」
タクシーが急に来て、私達の乗っけてランランランドに到着した。
「今から二つに分かれよぉ!!」
「淳!?桜と錬君二人きりにして大丈夫なの?!」
「お二方待っててね!桃」
耳元に口を当てて。
「あいつは桜好きだからエスコートしてもらうんだよ」
「あぁなるほど!!」
ペコ
「二人で楽しんできてください!!」
「え、え、え、え、え、え、、、、、、、、」
淳も桃も離れていった。
沈黙が続いた…
えっと…
「桜さんは、僕が楽しめますね」
「エスコートしてくれるんだね!!」
僕は君を幸せにしたい。
あの桜カフェにいる彼に見たいにイケメンじゃないし見てくれるか分からないけど…
今日は淳君と桃さんに、誓ってしまったから‥‥頑張らないと
「私…観覧車乗りたい!!」
観覧車って密室ですよねぇぇぇぇ。
「うん、行こっか」
観覧車に向かって…乗った。
「見て!!錬君…綺麗だよ?」
「ね、綺麗だね!でも…その涙は違うよね。」
錬君に見抜かれてる…。
桜さんは、まだ心の中に桜のカフェの爽やかイケメンに叶わないのは知っているけど…
チュッ
彼女の頬を触れ頬にやさしくキスした。
「れ、錬君?!」
「淳君が言ってた通り高一の時から優しく僕に声かけてくれる君に一目惚れしたんだ」
僕にとって彼女は、本当に大切な存在なんだ。
彼女が五日間休んでるときも、授業中集中ができないくらい彼女の席眺めていた。
「錬くん優しくって王子様みたいだね」
「彼みたいにイケメンじゃないからさ。君には彼が似合っていても…君を傷つけられたことにイラってきてしまう」
「ははは…。私は振られている側ですけどね…」
本当に強い子だなぁ‥‥
「でも…彼には感謝してるんだよね…。私の初恋の相手が彼でよかったと思えたから。」
彼女の目を見ればわかる…悲しい目している。
悲しい目してるのに、明るく触れ合えるのが彼女にしかできない。
僕には、落ち込んでいるだけで部屋に閉じこもっているはずだ
観覧車が回り終わり…
出入り口で…淳と桃が待って行った
「楽しめたかな?」
「錬くんとお話しできたよ」
錬の顔が暗かった…。
「よっし!!!みんなで噂の爽やか彼がいるカフェに行こう!!ご飯食べよう」
わたるのカフェに行くことなり、心が鼓動が早くなった。
彼女が心にい想っていることが『彼』のことって分かる。
彼のことを思うと急にかわいい顔になる。
彼女は、久しぶりに会ったらどうなんだろう?