わたしは、またあの廃倉庫に連れて行かれた。

冷たいコンクリートの上に押し倒され、手を押さえつけられる。
どんなに抵抗しても、やはり男性の力には勝てない。

身体中を舌が這う感触に鳥肌が立った。

そして、わたしは声を殺しながら泣いた。

「おらぁ、声出していいんだよ〜?巨乳ちゃん。」

わたしの声を出させる為に更に激しくなる行為。
それでも、わたしは必死に耐えた。

「おぉ、頑張るねぇ〜。いいねぇ、その顔。」

自分の身体が壊れそうだ。
いや、もう身体は穢れ、心はボロボロだった。

一通りの行為を終えた男たちは、満足そうに煙草をふかしていた。

「今日も楽しませてもらったよ。じゃあ、またな。巨乳ちゃん。」

そう言って、男たちはヘラヘラ笑いながら去って行った。

わたしは泣きながら起き上がると、乱れた服を急いで直した。
そして、早く帰らなきゃと思った。

立ち上がると、身体はフラフラで足は力が入らずガクガクだった。

それでも、帰らなきゃという一心で必死に歩いて、廃倉庫を出た。