気付いたら優希を目で追ってる


優希が気付くとなにかしらの反応をしてくれてそれが嬉しかった


あ!また目が合ったって何回同じこと繰り返すんだろうって


でもその何気ない日常が何よりも嬉しかったんだ



「俺、大橋優希!」

「あ…木下美夢…よろしくね」



今思うと私と優希の物語はこの時始まったのかもしれない