話しかけてくるなんてびっくりして何にも言えなかった

よりによって男の子が話しかけてくれるなんて…


「俺、大橋優希!」

「あ…木下美夢…よろしくね」


それからは気付いたら仲良くなって漢字力テストで勝負するようになって…

負けたら不貞腐れて…優希は自慢げな顔をして

でも私が勝つと本当に悔しい顔をして次は絶対勝つ!って言ってた


お家も近いことがわかって学校終わりもよく遊んでた


そんな関わりがあって気付いたら優希は私の好きな人になってた