先生の拍手につられて生徒たちも拍手をする そそくさと元いた場所に戻り何事もなく全校集会は終了した 「木下さん、担任の矢島です。これから教室に案内するから着いてきてくれるかな?」 「はい…」 正直不安だった 知らない人ばかりの場所に1人放り込まれた気分だった 横にいるお母さんに励まされ先生の後についていった 「ここが今日から木下さんのクラスだよ」 「3年2組…」