「俺、亜矢ちゃんの事気にいったんだ!よかったら、また会って欲しい。」

少し、頬を赤らめて・・・。

お酒のせいじゃないよね?

今日、初めて会った飯島君。

なんて答えればいい?

でも?もう後戻りはしないって決めたんだから・・・。


「はっい。」


そして、アドレスを交換した。


「2次会行かないの?」


仁美は強引に私の腕を引っ張る。

でも、明日会社だし・・・。

飯島君とも、約束したから・・・。

緊張の糸が取れて、ちょっと疲れ気味なの。


「亜矢ちゃん、無理しなくていいよ。」


私たちの姿を見て、飯島君が言った。