「亜矢どうかしてるよ?」
仁美に黙っている事出来なかった。
ずっと、応援してくれた大事な友達だから。
ランチ中、無言が続く。
仁美は真剣に、私の気持ちを真正面から向きあってくれたから。
言ったの・・・。
「駿から返事、なかったら諦める…。」
「私は亜矢がケジメつける時を、待ってたよ!」
「えっ?」
「メールが来なくなって、駿君ばかり責めてたけど。やっぱり亜矢も悪いのよ?だから、この際ハッキリした方がいいと思う…」
仁美の一言一言に、救われた。
「でも?X'masパーティーは行くからねっ!」
そして、二人して笑った。
私の中にあった、譲れない思いを、仁美は知っていたんだね。