「なぁ、知ってるか?今日編入生くるらしいぞ!」

「まじで!?この学園の編入試験突破できるやつとかいたのかよ!」

「しかもこのクラスだぞ!」

朝。学校へ行くとみんながそんな会話をしていた

編入生?ここの編入試験結構難しいらしいのに?その子はすごい学力もってるんだな…

どんな子かな?仲良くなれたらいいな〜!

僕はそう思いながら先生が来るのを待った

「…皇癒姫です。ほどほどによろしくお願いします。」

可愛い…

色素の薄い桃色と白のインナーカラーが入ってて青とピンクのオッドアイの瞳をしていた

よーし!仲良くなるために、話しかけよう!ちょうど隣の席だし!

そして彼女が座ると同時に、

「ねぇねぇ!僕閏井柊磨って言うの!よろしくね!癒姫ちゃん!」

僕は癒姫ちゃんにそう言って話しかけた

「……よろしく」

短くそう返された

あれ?嫌われてはない、よね?

そう思いながら僕は会話を広げた