「…こっち」

ん?なんか声が優しくなったような?

と思いながら歩いていると、

「…お前名前は」

「…皇癒姫です。あなたは?」

「俺は新堂唯兎、2年だ。お前は何年だ?」

「私は1年です。よろしくお願いします、新堂先輩」

そういえば自己紹介忘れてたな…
そう思い学年と名前を言った

「…唯兎でいい。俺もお前のこと癒姫って呼ぶ」

「唯兎先輩…でいいですか?」

と聞くと

「…今はそれでいい」

と言われた。そんな会話をしていると理事長室についた

「えっと、案内して下さりありがとうございました。」

「ん、またな癒姫。」

そう言って唯兎先輩は微笑んだ

ど、ドキッとしてしまった…

唯兎先輩がいなくなったのを確認して理事長室に入った

「失礼しま――」

「ゆーきー!!会いたかった!!!!」

と抱きしめられそうになったのですんのところで避けた

「相変わらず冷たい…」

「…うるさい」

…そう理事長である、凍獄奏多は私の知り合いである