「グハっ…」

私は容赦なく男を蹴り上げた。

「弱いくせに喧嘩うらないでよ。」

男にそう吐き捨て、その場を後にした

「今日は月が綺麗だな…」

綺麗な月に見とれていた時、うずくまっている人
がいた

「…ねぇ、大丈夫?」

「……」

反応無し、か…仕方ない

「うごける?うごけるなら移動したいしうごいてほしいんだけど。」

そういうとうずくまっている人は無言で頷いて動いた

…結構身長高い男の人か…どうでもいいけど。

そう考えている間に私の家に着いた。

「怪我の手当したいし入って。」

そうして男の人を家に入れ、手当をした

「…すごいね、全部の怪我浅い。」

私は、そう言いながら手当をした

「はい、手当終わり。帰りたかったら帰って。」