1.最近話題の。
→「IANIR」は一般的な画像生成AIではなく、NIR=RIN=凛の個人情報のみで構成された生成AI。
 なので「公園の景色」は近所の公園で、最後に表示された「女の子」は凛の顔写真。
 しかもそれは「SNS上の友人」が「頑張って集めたデータ」。

2.手伝いましょうか?
→「上司から解放された」のは自分の手で抹消したから。「聞き覚えのある鈍い音」は石で撲殺する音。
 公園にいた「女性」も同じような状況だったので、「手伝いましょうか」と尋ねた。

3.お前さん、あの山に入ったんか!?
→お化け「は」見てないだけで、怖いお爺さんたちが隠した何かは見てしまった模様。
 ずっと平然としている「俺」が一番異常かもしれない。

4.また来るね!
→本物の「舞ちゃん」をクローゼットに閉じ込めた上で行われた、他人の彼氏とのイチャイチャ。

5.好奇心は猫をも殺す。
→合わせ鏡は正面顔、後頭部、正面顔…と映る。その上、鏡が小さいとほとんど見えない。
 でも「私」は「鏡の中の全員がこちらを見ている」ように見えている。

6.「いいえ」
→こっくりさんをしている間、隣の部屋で事件が起こっていた。
 こっくりさんは「私たち」が巻き込まれないようにしてくれていた……のかもしれない。

7.ジェネレーションギャップ
→机に刻まれた数字は、昭和~平成初期にポケベルでメッセージのやり取りをする際に用いられた暗号。
「11016」は「会いたいよ」
「724106」は「何してる?」
「49106」は「至急TEL(電話して)」など
それを令和の女子高生の机に彫り続けてる人がいるという話。