「ルミちゃん、むさ苦しくてごめんな」
「一番図体デカいお前が言うな」
どかっと腰を下ろしたエイゴさんに、隣に座ったベースのハルキさんが告げる。
私は、兄のバンドのメンバーと、ファミレスにやってきた。エイゴさんとハルキさんの向かいで、私は兄とボーカルのライトさんに挟まれて座った。
ライトさんには、初めて会った。ボーカルというポジション柄、あまり楽器店には現れない。
エイゴさんは美味しそうにステーキを頬張ったけれど、他のメンバーは頼んだポテトを全員で摘まむ程度だ。
「お前ら、それでよく暴れられるな」
「エイゴは暴れすぎだよ、スティック折るでしょ」
エイゴさんのそれにライトさんがツッコミを入れる。私は思わず笑った。
「一番図体デカいお前が言うな」
どかっと腰を下ろしたエイゴさんに、隣に座ったベースのハルキさんが告げる。
私は、兄のバンドのメンバーと、ファミレスにやってきた。エイゴさんとハルキさんの向かいで、私は兄とボーカルのライトさんに挟まれて座った。
ライトさんには、初めて会った。ボーカルというポジション柄、あまり楽器店には現れない。
エイゴさんは美味しそうにステーキを頬張ったけれど、他のメンバーは頼んだポテトを全員で摘まむ程度だ。
「お前ら、それでよく暴れられるな」
「エイゴは暴れすぎだよ、スティック折るでしょ」
エイゴさんのそれにライトさんがツッコミを入れる。私は思わず笑った。