「ねえ、真也は?」 静香が聞いた。 「寝てる。 いつも起きたら勝手に来るし、あいつ」 「ふうん。 …あ、桃鉄発見」 「でかした静香! マドカ、やろうぜ」 「何それ?」 「俺…もう少し寝てもいいすか?」 私達は真也が来るまで勝手にゲームを始め、達也はタバコを吸い終えると、再び布団を被り、二度寝を始めた。