「八代君達、今日も来てないみたいだな」 教室へ向かう途中、静香が八代のクラスを見て呟いた。 「そりゃあ、来れないだろ。 昨日も休み時間、三年達が探しに来てたらしいし」 八代達が二年を返り討ちにしてから三日が経ち、 あれ以来、二人は一度も学校に顔を出していなかった。