「…ごめん、私さ、 この通り冷めてるから… 苦手なんだよね、友達付き合いとか… でも、あんたらの事は好きなんだよ」 自分の事をあまり喋らない私が、珍しく気持ちを言葉にすると、 二人はニコッと微笑み、 次の瞬間、 私に飛びかかり、抱き付いてきた。 「うわっ… ちょ…ちょっと、お前ら」 「私も愛してるぜマドカー」 「気持ち悪いって夏美… あんたが愛してんのは八代君だろ…離れろよ」