それからしばらく飲んでいると、

持ってきたお酒も無くなった為、私達は帰る事にした。






「浩輝、運転大丈夫か?お前けっこう飲んだろ」



「あ、帰りは俺が運転するんで大丈夫っす」






優介君はあまり飲まなかった為、拓真にそう言い、帰りは浩輝君が優介君の後ろに乗る事となり、

私は来る時みたいに気まずいのが嫌だった為、バイクを停めた場所へ戻る際、さりげなく拓真と話しながら、その流れで自然に拓真の後ろに乗った。