拓真の母親と美咲さんが仕事へ行き、ご飯を食べ終えた拓真達の食器を、明菜と洗っていると、拓真の携帯に後輩から電話がきて、電話を終えた拓真は、花火の袋を持って立ち上がった。






「着いたってさ。

行くよ〜、洗い物なんかしなくていいから」


「え、ちょっと待って、もう終わるから」






私と明菜は慌てて皿を戻し、拓真達の後を追った。