先回り場所で、しばらく待っていると、別の暴走族の集団が私達の目の前を通過し、そのすぐ後ろから、先ほどの拓真達の集団も現れた。






「あ〜らら。

パトカーの台数が凄い数になってやがる」



「追悼だからね。

警察もわきまえて、熱い追尾は控えるだろうけど…」






私達が乗る車は、物凄い数で追尾に当たる警察車両の、更に後ろを走る事となった。