「ねえ〜 三年でしょ?なん組?」 拓真の問いに、明菜が答える。 「私が三組で、こっちの子が一組だよ」 バイクのスピードメーターに両腕を置き、その上に顔を乗せ、明菜の言葉に頷く拓真。 「ふうん…で、俺らはなん組?」