「夕方になったら俺達さ、先輩のとこに単車を借りに行ってそのまま出るから、

明菜ちゃん達は、真也さんにそこのコンビニまで迎えにきてもらうから、そこで合流してね」



「うん、わかった」






明菜は不思議な子で、どんな環境にも適応する。

私はその真也さんという人も怖いし、流しを見に行くのも、面白そうだけど少し怖い。

楽しそうにリン君と話をする明菜を見て、私は改めて明菜が凄いと思った。