「そこだよ、私の家」






程なくし、私が自分の家を指差して教えると、

拓真は家の前でバイクを停めた。





「あの部屋に居るの〜?春美のバカオヤジ」





拓真は電気の点いてる一階のリビングを指差した。




「…うん、そうだけど、何するの?」



「……。」