公園から歩き出し、しばらく歩くと、二人は五階建てのマンションの敷地へ入って行き、エレベーターに乗り込み三階で降りると、一番手前の部屋のドアを拓真が開けた。 「誰も居ないから緊張しないで良いよ〜」 拓真はそう言って家の中へ入り、リン君に続き私達も拓真の家の中へ入った。 「お邪魔します…」 玄関を入り、すぐ左にある部屋へ二人は入って行き、私と明菜も後に続いた。