「おーっす」






ピンクの作業着に、アンバランスなリュックを背負った真弓は、すでに家の前に立っていた。






「偉いじゃん、今日はちゃんと起きれたんだな」



「昨日、気合い入れて8時に寝た」



「お前はそれ位でちょうどいい」






私達は職場の人が迎えに来てくれる、待ち合わせのコンビニへ向かって歩き出した。