必要以上の抗議は、スポーツマン・シップに反する行いとして、テクニカル・ファールという反則を取られ、相手チームに2本のフリースローが与えられる為、


悔しいが、これ以上、状況を苦しくする訳にもいかず、

私が止めに入り、仲間も歯を食いしばって感情を抑え、抗議を辞めようとした。






しかし、









「6番

いい加減にしないと、退場させるよ」



「……。」








ふてぶてしい声で投げ捨てられた、この言葉に、仲間はピクッと反応した。