【長編】寂しがり屋たちは、今日も手を繋いだまま秒針を回した

青春・友情

海咲雪/著
【長編】寂しがり屋たちは、今日も手を繋いだまま秒針を回した
作品番号
1736072
最終更新
2024/10/08
総文字数
84,914
ページ数
189ページ
ステータス
完結
PV数
361
いいね数
2
【こちらの作品は、初めての長編となっています!もし気になる方は是非気軽に読んでくださると嬉しいです!】

【頻発性哀愁症候群】ーーー度々、「寂しい」という感情に襲われる病。「寂しさ」の度合いは人それぞれだが、酷いと日常生活にまで支障を起こす。十万人に一人ほどの割合で発症する稀な病である。先天性の場合もあれば、後天性の場合もある。明確な治療方法はまだ無い。

頻発性哀愁症候群に悩まされる奈々花は、高校の入学式で同じ症状に苦しむ菅谷に出会う。


菅谷はクラスの中心にいるような人物で、人と関わるのを恐れている奈々花とは真逆の人物だった。


そんな二人が出会って……


「知ってる?人間って寂しくても死なないんだよ。こんなに辛いのに」


「大丈夫だよ。寂しくないから。全然寂しくない」


「病気なのは私も一緒。『寂しがり屋仲間』」


「寂しがり屋」の二人は、今日も手を繋いだまま勇気を出すから。


[この物語はフィクションです。病名等は全て架空の設定です]

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