「スゲー」
車好きな貴一くんが、目をキラキラとさせている。素直な子供の反応を見ているだけで、私まで嬉しくなるし連れて来た甲斐がある。
「ふふっ、子供達可愛いですね」
「そうね。それよりも、彼」
「え?」
美里先生が指差した先には、最初に挨拶をした大崎さんの姿が。
「すっごくイケメンね」
「へ⁉」
確かにモデルのようだと思ったけど、まさか美里先生からそんな話題を振られるとは思わず驚いてしまう。
「あら? ひまりちゃんは好みじゃない? 私がひまりちゃんくらい若かったらなぁ」
「ぷっ、美里先生には素敵な旦那様がいるじゃないですか!」
「それとこれとは別よ。目の保養よ」
幼稚園を離れると、私も年頃の女子なので好みの男性を見るとドキドキするけれど、今は先生モードだ。
「じゃあ、順番に消防車へ乗ってみるか?」
「ほんとに?」
「やったー」
「せんせい、いいの?」
後ろで子供達を見守っていた私へ、全員が期待の視線を向ける。
「いいんですか?」
「はい」
「じゃあ、みんな順番を守ってね。よろしくお願いします」
車好きな貴一くんが、目をキラキラとさせている。素直な子供の反応を見ているだけで、私まで嬉しくなるし連れて来た甲斐がある。
「ふふっ、子供達可愛いですね」
「そうね。それよりも、彼」
「え?」
美里先生が指差した先には、最初に挨拶をした大崎さんの姿が。
「すっごくイケメンね」
「へ⁉」
確かにモデルのようだと思ったけど、まさか美里先生からそんな話題を振られるとは思わず驚いてしまう。
「あら? ひまりちゃんは好みじゃない? 私がひまりちゃんくらい若かったらなぁ」
「ぷっ、美里先生には素敵な旦那様がいるじゃないですか!」
「それとこれとは別よ。目の保養よ」
幼稚園を離れると、私も年頃の女子なので好みの男性を見るとドキドキするけれど、今は先生モードだ。
「じゃあ、順番に消防車へ乗ってみるか?」
「ほんとに?」
「やったー」
「せんせい、いいの?」
後ろで子供達を見守っていた私へ、全員が期待の視線を向ける。
「いいんですか?」
「はい」
「じゃあ、みんな順番を守ってね。よろしくお願いします」