「え、ここってクラブ?高校生が入っても大丈夫なの」
たどり着いた場所を見て驚く。薄暗い出入口。行き来するのは怖そうな人や派手めな人が多くて、ちょっと足踏みしてしまう。
「高校生だって言わなきゃへーき。つか、言うバカいないでしょ」
「ああ、そっか。確かに言わないね?何歳設定なの?」
「うーん、21歳大学生くらいでバレないでしょ」
「そうだね、うちらほぼ21歳大学生だよね」
「でしょ。四歳くらいバレないよ」
2人は慣れた様子で手の甲にスタンプを押してもらっている。私も謎のスタンプを押してもらった。初クラブということで、ほんの少しだけ背伸びした気分。
薄暗いホールへ行くと音で溢れていた。腕を絡ませるどころか脚まで絡ませている、男女も見受けられる。すごい。見ちゃいけないものと分かって、なんでか見てしまう。
そして、私はと言うと第2ラウンド開始10分ではぐれてしまった。この混沌としたホール内、ほぼ21歳、ぼっちの極みである。
たどり着いた場所を見て驚く。薄暗い出入口。行き来するのは怖そうな人や派手めな人が多くて、ちょっと足踏みしてしまう。
「高校生だって言わなきゃへーき。つか、言うバカいないでしょ」
「ああ、そっか。確かに言わないね?何歳設定なの?」
「うーん、21歳大学生くらいでバレないでしょ」
「そうだね、うちらほぼ21歳大学生だよね」
「でしょ。四歳くらいバレないよ」
2人は慣れた様子で手の甲にスタンプを押してもらっている。私も謎のスタンプを押してもらった。初クラブということで、ほんの少しだけ背伸びした気分。
薄暗いホールへ行くと音で溢れていた。腕を絡ませるどころか脚まで絡ませている、男女も見受けられる。すごい。見ちゃいけないものと分かって、なんでか見てしまう。
そして、私はと言うと第2ラウンド開始10分ではぐれてしまった。この混沌としたホール内、ほぼ21歳、ぼっちの極みである。