いざ現代へ!
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「シチロー殿……本当に行ってしまうのか?」


江戸城から見える夕日を背にして、少し寂しそうな表情の光圀。


「ええ、もうオイラ達、帰らないと♪」


悪代官達の企みを無事に阻止する事に成功したあの後に、シチローのケータイには、未来の凪からの連絡が入っていた。



『あっ、シチロー?
遅くなってごめんなさい。こっちはなんとかタイムトンネルの準備が整ったわ♪
シチロー達の方は大丈夫かしら?』


「えっ?こっち?
こっちも今、カタがついたところだよ♪」


『それじゃあ、明日タイムトンネルの入口が現れるようにするから、みんなにそう伝えて下さいね♪』