そう話してるうちにだんだん恥ずかしくなってきて下を向く。 わたし、すっごくおせっかいなのでは? 皆実くんが好んでつけてるならわたし、すっごく嫌なやつじゃん……! 「ごめん。 やっぱ今の無かったことに………」 「じゃあ外すよ」 「えっ………」 驚いて皆実くんの方を向く。 黒髪が少し乱れた皆実くんがこちらを見下ろしている。 「いいの?」 「うん。いいよ」