体が元に戻ったら、変な経験をしたって、和音ちゃんに話そう…。
私は諦めモードで、体の動きに身を任せた。
でも、私の体は朝ご飯を食べることもなく、リュックを背負って家を出てしまう。
その足が向かう先は、もちろん学校。
ちょっと、と声を出すこともできなかった私は、ハラハラしながら自分の体の動きを見守る。
学校に着いた私の体は、下駄箱の前でリュックを下ろして、リュックの中からノートと筆箱を取り出した。
そして、空白のページに[屋上に来てください。待っています。佐々木依乃]ときれいな字で書いて、紙をちぎる。
あーあ、そんなふうにちぎっちゃって…。
というか、屋上で待ってるって、屋上は今、フェンスが老朽化してるからって立ち入り禁止なのに…。
誰に渡すつもりなの?この手紙。
私は諦めモードで、体の動きに身を任せた。
でも、私の体は朝ご飯を食べることもなく、リュックを背負って家を出てしまう。
その足が向かう先は、もちろん学校。
ちょっと、と声を出すこともできなかった私は、ハラハラしながら自分の体の動きを見守る。
学校に着いた私の体は、下駄箱の前でリュックを下ろして、リュックの中からノートと筆箱を取り出した。
そして、空白のページに[屋上に来てください。待っています。佐々木依乃]ときれいな字で書いて、紙をちぎる。
あーあ、そんなふうにちぎっちゃって…。
というか、屋上で待ってるって、屋上は今、フェンスが老朽化してるからって立ち入り禁止なのに…。
誰に渡すつもりなの?この手紙。