千晃君と付き合ってからは幸せだった。虐めて来た人達は私に関わらなくなり、母親が亡くなってからはバイトで生活費を稼いでいるけど私の働いているところに千晃君も来てくれてずっと一緒いれる。こんな幸せな日々が続くと思っていた
ある日千晃君が風邪で学校を休んだ日悲劇が起こった。私はいつものようにバイトに行こうとしていた所を私を虐めていた人達に捕まってしまった
「なんでアンタが千晃君にチヤホヤされてんの!?」
「そうよ!アンタみたいに生きる価値もない人間が千晃君にチヤホヤされてんじゃないわよ!」
晴香(はるか)と奈那(なな)にそう言われて私は何も言い返せなかった。私は千晃君の傍にいていい存在じゃない。別れると言おうとした瞬間大好きな人の声がした
「お前らなに俺の大事な人をきずつけてんの?」
晴香と奈那は驚いていた。私も驚いたけどそんな事どうでも良かった千晃君が来てくれたから
「だっておかしいでしょ!?なんで生きる価値がない人間が千晃君に優しくされてるわけ!?」
「そうよ!こんな小汚い人間千晃君には相応しくない!」
2人が言ってる事は事実だ何も間違ってない
「俺が誰と付き合おうがお前らには関係の無いことだ。とやかく言われる筋合いはない」
そう言われて晴香と奈那は顔を赤くして逃げて行った。そして千晃君が私を抱きしめてくれた
「よく頑張ったな。遅くなってごめんな」
千晃君は優しく頭を撫でて優しい声で言ってくれた。私は嬉しくて泣いてしまった