ありがとう

私の名前はゆき｢雨音ゆき｣両親は離婚して私は父親に引き取られ後に父親の虐待が原因で養子として迎えられた。でも私の居場所は無かった
家のことを全てこなして学校では虐められていてテストでいい点数を取らなければ殴られる
義理の母は私を庇ってくれるが父がなんでも暴力で解決する人なので母も逆らえないのだ
｢ごめんねゆきちゃんこんな家に引き取ってしまって｣
母は毎日父が寝たあといつも私に言っていた私は家に置いて貰えているだけでも嬉しかった
｢お母さんが謝ることじゃないよ。それに私にはお母さんがいるから大丈夫だよ｣
これが私の精一杯の言葉だった