【藍ちゃんと別れたあと秒で後悔してっ!降りたバス停で次のバス待って…藍ちゃんちまで追いかけたんだけど、、藍ちゃんは帰ってないって家の人に言われて…大人しく藍ちゃんちで今まで待ってたんだけど、さすがに心配になってきてっ、】
……待って、マジで篠宮っ?!
いや、何勝手に人の家あがって、、
【電話しようと思ったんだけど、連絡先知らねぇ…ってなって。間宮さんにスマホ借りた!】
───間宮さん、とか言ってんじゃねぇよ。馴れ馴れしいな、麻斗。
『どーでもいいけど、先に謝らないでよ。私も篠宮に謝ろうと思って…あの後次のバス停で降りて…篠宮を探したんだ。…ごめんね、よく知りもしないのに友達のこと悪く言ってごめん。無神経だった。』
顔を見ていないからか、素直に言葉がスラスラと出てきた。…良かった。ちゃんと今日中に謝ることが出来て。
【……今、どこにいるの?ちゃんと会って仲直りがしたい。迎えに行くから場所、教えて?】
………困ったな、、
『それは、無理』
【──なんで?俺に会いたくない?】
『ううん。そうじゃなくて…私、約束破った』
【……約束って、まさかっ】
『うん…麻斗以外の人間、殴った』
【藍ちゃん…今どこ?】
『言いたくない』
【藍ちゃんっ!!怒るよ?】
いや、もう既に怒ってんじゃん。