「待ってよ─…まだ、話してる途中、、」
『─…行くんでしょ?遊佐くんのところ』
「…藍ちゃん」
『さっさと仲直りして、二人で篠宮を助けてあげてっ!っていうか"藍ちゃん"とか呼ばないでよ馴れ馴れしいな…アンタと私は他人だから!気安く話し掛けないで!!』
「……いや、他人って…それは酷くない?せめて顔見知りくらいに、、」
あの大バカ、篠宮 麻斗っ!!!
隠し事が多すぎるっ!!暴走族の総長?切り込み?エーゼット?なにそれ、しょーもなっ!!
卒業したら結婚させられるかもしれないって…そんな状況に居るくせに、よく私の父親にあんな大それたことを言えたな。
──…ムカつくっ、許さない、
一言…いや、一言では足りないくらい文句を行ってやる。顔を見て、ちゃんと言いたいことを全部ぶちまけてっ…それで、、、それからっ、
……頑張ったねって、抱き締めてあげる