―もっと、刺激的な恋を。―

『ねぇねぇ、知ってた？』

『え、まじ？』


学校一日のスタートは私の嫌がらせから始まる

私が何したって言うのさ


別に普通に彼氏がいるから倉庫に出入りしてたってだけなのに


まさかそんな家族のような存在の人たちから

天国から地獄へ突き落とされるなんて


誰が想像したでしょうか


とあることがきっかけで人を信じられなくなり


挙句の果て自殺未遂までを考えた主人公


屋上から飛び降りようとしていたところを


ある人に助けられて


『はぁ〜、危なかった。俺がもう少し遅かったらお前本当に死んでたぞ』


『誰、あなた。なんで止めたの』


『いや、普通に目の前で死にそうな人いたら助けるだろ？』


心優しいお兄さんがまさかのあの

全国No.1の暴走族総長だったなんて


『なぁ、もう一度だけ人を信じてみるのはどうだ？』

『何があったか知らねえけど、俺ならあんたを救うことは出来る』

『あなたは…だれ？』


『俺は…』


裏切られ、人が信じられなくなった主人公


桜庭 ゆかり

×

全国No.1暴走族「紫龍」総長

月夜 悠人


『もう一度だけ人を信じてみようかな』


執筆期間：１０月５日〜