あのね、わたし、まっていたの  ~新編集版~

青春・友情

光り輝く未来/著
あのね、わたし、まっていたの  ~新編集版~
作品番号
1735751
最終更新
2024/10/06
総文字数
113,109
ページ数
168ページ
ステータス
完結
PV数
139
いいね数
0
ひとりぼっちだった。
仲間外れにされていた。
わたしはいじめられていた。
でも男の子たちが助けてくれた。
勉強は嫌いだけどスポーツが得意な男の子たちだった。
わたしは眠る前に毎晩心の中でお礼を言った。
そして、いつか恩返しをすると心に決めた。

大学院を卒業後、大きな夢に向かって挑戦を続けた。
応援してくれたのは小学生の時助けてくれた男の子たちだった。
幾つもの困難が襲いかかってきたが、その度に乗り越えることができた。
そして、夢が叶った日、待ち望んだ瞬間が訪れた。
それは……、

*  *

いじめられていた時、心の支えになった言葉がある。

お母さん
「どんな時でも、どんなことがあっても、お母さんはあなたの味方だからね」
「友達を無理に作らなくてもいいんだよ。誰かと同じでなくてもいいんだよ。いつも自分らしくありなさい」

助けてくれた男の子たち
「大丈夫だからな」
「心配ないからな」
「明日来いよ」

あらすじ
助けを求めている人がいる。
手を差し伸べて欲しいと訴えかけている人がいる。
寄り添って欲しいと願っている人がいる。

その人たちの心の声が聞こえる気がする。

「あのね、わたし、まっているの」

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