男の子はまたライオンに夢中になっていて、私達もしばらくライオンを眺めていたけれど。 「ふれあい広場、行ってみる?」 と、恭介くんが言った。 私はうさぎを抱っこできるかもと心が踊り、期待を胸いっぱいに広げて、大きく頷いた。