どこまでも自分勝手で自己中だけど

私が好きだったのは

呼んだらすぐに来てくれて
誰よりも私を優先して
どんな意図があるにせよ
私のことを大切にしてくれる弐川くんであって

他の女に執着してる弐川くんじゃない。


私は私が好きな人が好きだから。

掴まれていた手を振り解いた。