「…私の記録があるなんて
何だか病院みたいですね」


私が苦笑いしていれば


「俺がいない間のルナの体調が気になるから
大まかで良いからって書いてって佐原に頼んでるだけだよ。それだけ俺がルナを想ってるって事だからね」


響さんは私の頭を撫でながら
私を想ってると言ってくれた。


…今なら気になっている事の1つを聞けるかもしれないと思い私はゆっくりと口を開き


「…響さんは私のどこが気に入って
結婚して下さったんですか?」


ふとした質問を聞いてみた。